正式名称は、千代保稲荷神社(ちよぼいなりじんじゃ)
岐阜県海津市平田町三郷1980にある稲荷神社で、
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つとも言われております。
地元ではお千代保稲荷と呼ばれることが多く、通称「おちょぼさん」として親しまれています。
「由来」
平安時代、源八幡太郎義家の六男の義隆が分家する際、森の姓をもらいうけ、義家より「先祖の御霊を千代に保て」と祖神と共に宝剣と義家の肖像画を受け賜わったのが始まりと伝えられる。千代保稲荷神社の名も、この言葉からきている。
後に室町時代の文明年間(1469年~1484年)、子孫の森八海がこの地に祖神を祀ったのが開祖となり、現在は19代目。
「特徴」
祭神は大祖大神、稲荷大神、祖神。
商売繁盛、縁結び、合格祈願などにご利益がある。伏見稲荷や豊川稲荷と比べるとかなり小規模だが、年間250万人が参拝しています。
特に正月三ヶ日や月末月始の月並祭、15日は大変混雑する。商売繁盛の神社という特色上、自営業者の参拝が多い。
「先祖の御霊を千代に保て」という教えより、現在でも境内ではお札やお守り等は一切出していない。ただし角柱形の御神籤箱によるおみくじは置かれている。お供えとしては、稲藁で結んだ油揚げと蝋燭が使用されます。
「門前町」
約110軒の店があります。境内ではお札やお守り等は一切出していないため、門前町には縁起物を扱う店が多い。
また、名物としては草餅、川魚料理(鰻・鯰・モロコの甘露煮・鮒味噌など)、串カツと土手煮、漬物等があります。
※参考
千代保稲荷神社(おちょぼ稲荷)ホームページ
https://www.chiyohoinari.or.jp/
Wakipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E4%BB%A3%E4%BF%9D%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE